平成21年度「大学教育・学生支援推進事業」情報教育におけるステップ式学習プログラムProgressive Statistical Education Program お問合わせ サイトマップ
 
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 われわれの社会では近い将来、いま一層、少子高齢化、サービス経済化、情報化が進展します。また世界に目を転じれば、経済、政治面でBRICsが台頭し、日本の国際社会における相対的地位はこのままでは低下していきます。国際秩序の再編成の過程では、国内外の経済、政治等の混迷の度合いは益々深まることが予想されます。こうした状況下で、日本社会は将来像を描きにくい時代に突入するでしょう。
 未来からの留学生である学生たちは、このような将来の社会を支える中核として、自分たちが築くことになる家庭にあっても、地域にあっても、職場にあっても、家庭人、組織人として心を砕き、深く思考し、針路を決する場面が多くなると思われます。変化する諸状況に不断に適応を図る過程で、創造する喜びと苦しみ、人生の喜びと悲しみを味わうに違いありません。
 地域の市民のみなさん、企業、行政のみなさんも、学生たちの学びを温かく見守り、ご支援していただければ幸いです。

客観的・合理的判断の必要性
 社会人として彼ら/彼女たちは豊かな智恵と柔軟な思考力をもって諸状況に適応する必要がありますが、その知的基盤として、とりわけ職場にあっては、事実に基づき客観的・合理的に判断し,それに基づいて組織や営業の方向性、自らの針路を決定できる優れた情報処理力(コンピュータリタラシー、情報リタラシー、メディアリタラシー)、統計に関する認識と理解力が不可欠となるでしょう。
 ともすれば、このような能力の養成を、大学も、とりわけ文科系学部にあっては、企業に委ね、また企業もこれを自ら引き受ける傾向がありました。この結果、学生も大学を受験勉強後の人心地付く期間、また遊びの場として考える向きがありました。しかし、昨今、企業もコスト削減の方向が顕著であり、企業内教育に投じてきた多くの時間、金、労力を節減する方向性が明確です。

プログラムの目標
 島根県立大学総合政策学部のGPプログラム「情報教育におけるステップ式学習プログラム」は、基本的には、大学が本来の教育機関として、これまで以上に確かな教育を学生に施し、その責務を果たそうとする決意の上に策定されたものです。
 社会科学の情報・統計教育にこれまで積極的に利用されて来なかったウェブ上の官公庁・民間統計を積極的に教材として取り入れ、それをエクセル・SPSS等の表計算ソフトを駆使して解析し、さまざまの知見を獲得し、それに基づき政策を構想し、地域や国に情報を発信し、大学の学習を介して地域に貢献することを目標としています。これは学生の考える力を養成するとともに、何よりも彼らに社会参加、貢献感、知的達成感、自信を与えることが期待できます。

プログラムの教育方針
 統計教育の方針はシンプルです。統計的探究プロセス“とらえる−あつめる−まとめる−よみとる−いかす”の統計的探究力を育み,統計的探究、さらには社会科学マインドを育成することを目標としています。このため、エクセル・SPSS等の表計算ソフトを完全に駆使できるよう訓練を強化します。
 これとともに、これまで文科系学生にはアレルギーの強かった統計学に関しても、講義、実習では、利用頻度が高い分析手法を中心に、その使い方、勘所を、可能な限り分かり易く教授していきます。そのため『ステップ式学習テキスト』を独自に編集します。編集方針は以下の三つです。

1. なるべく数式を使わないこと。
2. 表現の正確さよりも、わかり易さを優先させること。
3. 手順や手続きの細かい点の説明よりも、考え方を理解してもらえるよう努力すること。

情報・統計諸科目(11科目×15教程)を連結したテキストの作成を目指しています。

『ステップ式学習プログラム』の効用
 学生はこれらの科目の教程を一つずつ終え、さらに次の難易度の高い科目に上がっていくことになります。小さな学習達成感の積み上げで大きな学習成果を得るという仕掛けです。教授する側は、このテキストに則って学生の理解度を細かく測定し、学習に行き詰まった者に対してはティーチング・アシスタント(TA)の助けを借りて、学習理解の徹底を図るように指導します。
 『ステップ式学習テキスト』は学生、教授者双方にとって学習、教授段階の測定の尺度として役立ちます。なお、この教程は「社会調査士」コースも包摂しており、学生はこの資格の取得も励みとして、学習を展開させることができます。

地域との関わり、目指す学生像
 このプログラムに関しては外部の国、市町村の統計担当者、政策立案者にもプログラム展開の協力者、外部評価者として協力を願い、大学のみならず社会で人材を育成する体制を構築していきます。
 本GPはプログラムの貫徹を通して、学生が自己変革を促し、また知的武装をした学生が、目指す職場で高い能力、生産性を発揮し、企業を支え、社会を支え、また日本の国を支えることを志としています。まさに「一身独立して一国独立す」(福沢諭吉)です。


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